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ゴールし終わるとコーチとかチームメイトと抱き合うというシーンをテレビでよく見るが、
東京マラソンでは、選手と応援の人は完全に分離されていて、着替えて出て行くまで 会えないようになっている。 ゴールした瞬間の喜びをその場で分かち合う人がいないのが寂しかった。保温用のポンチョを着せてもらって、ぞろぞろと流れ作業の商品のように動いていかざるを得ない。 このあと靴紐に結び付けたICチップを外してもらって、同時にメダルを首に掛けてもらう。 ラップタイムの速報をどうやって計っているのとはよく質問を貰った。下の写真の靴に付いている黒いプラスチックの円形をしたものがICチップだ。ちなみに左側が私の出走前の足だ。 せっかく完走の証であるメダルを首に掛けてもらっても、すぐ見せる人がいない。 左が表で、右が裏。裏には17.Feb.2008の日付と「FINISHER」という完走者の証。 知り合いのランナーとタイム差が出てゴール地点でただ待っているのも寒いので、荷物を受け取って更衣スペースに向かおうとしたが、驚いたことに、ゴールして立ち止まったとたん足の筋肉が硬直して動かなくなっていた。ストレッチしても引きずるような歩き方になる。 帰路についてからのゆりかもめの駅周辺でも、足を引きずっている人が多くて、戦士の引き上げみたいだという声が聞こえてきた。まさに言い得て妙。 ゴール後、しばらく放心状態でいたら、ラップの速報を見ていた人からゴールしたのを知ってお祝いメールが携帯に続々入ってきた。この時公式タイムで4時間切れてよかったと思った。例えば4時間5分だとしたら、スタート地点を越えてからの時間(ネットタイム)は4時間切りましたといちいち説明したくなるからね。 4時間切りましたねと皆がすんなり言ってくれるのが気分よかった。 条件付でないサブ4(フォー)でよかった。 つづく
by makodaira
| 2008-02-19 23:44
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