南條年章オペラ研究室
ピアノ伴奏演奏会形式によるオペラ全曲シリーズVol.8
<ルクレツィア・ボルジア>
を津田ホールで観た、聴いた。連休突入前の話。
父親合唱の指導をしていただいている二期会のバリトンの小林秀史先生が出演されたのだ。
オペラ曲だが、オーケストラではなくピアノ伴奏。
舞台装置もなく、衣装も着ないで演技もないが、ストーリーの進行に応じて登場人物が出入りして舞台上で歌う。
歌にあわせて字幕が映し出されて、ストーリーも理解できる。
ほんとのオペラ形式だと5000円では見られないだろうし、演じる側も準備が大変だろう。
気楽にオペラ曲になじめるし、有名な部分だけというのでなく、全曲なのでストーリーも追えて、
チケット代以上の満足感はあった。