今朝の日経新聞の「コトバの鏡」というコラムで、
「関東の1個残し」という言葉が取り上げられていた。
確かに東京での宴会では、料理が皿にポツンと残った光景は、よく目にする。
これは、関東限定ではなく、「肥後のいっちょ残し」とか、「津軽衆(最後の1個が
残ると津軽人気質にかけてこう呼ぶ)」とか、似たような言葉が全国にあるとか。
ところが、遠慮のかたまりを最後に関西人が持っていく
「関東の1個残し、関西の全部食べ」と言う言葉があるという。ドキッ!
確かに私は関西育ちであるし、最後に残っているものを食べることは、ままある。
これは、子供の頃に、食べ物は残してはいけないと、
親に厳しく躾けられたせいだと思っていたのだが、関西人だからなのか?
人生の過半を東京で過ごす私にとって、関西弁はほとんどでない(自称)から、
私が関西育ちだと気付く人は少ない?
ただ、宴会での「全部食べ」をやっているのを見られて、
関西出身かと疑っている人は案外いるかも。
言葉も完璧な東京弁ではないし(白状してしまった)。
それとも、単に食い意地の張ってる奴と思われているだけか?