娘が高校まで通った学校のクリスマスコンサートや卒業式の謝恩会で、
父親合唱を10年近く続けてきているが、その合唱に意外な展開があった。
父親合唱が年に2度しか歌う機会がないのは残念だということで、
先月の野尻湖キャンプサイトの開寮作業のときに、
バッハの「主よ人の望みの喜びよ」を男性4部合唱で披露した。
メロディを聞けば、あの曲かと誰もが思うほどポピュラーな曲だ。
今回の開寮作業の手伝いに来ていた卒業生が、その歌声を聞いて、
8月末の自分の結婚式で歌って欲しいということになったのだ。
人生の新たな門出を誓う大事なセレモニーに、素人集団が歌うのはどうかとも思ったのだが、
開寮作業では何度もお世話になった明るく可愛いその卒業生のためならばと、
むさ苦しい聖歌隊ではありましたが、父親たちで頑張って歌いました。
本番は教会に参列者がたくさん入っていたので、リハーサルのときほど響かなかったが、
オルガンの伴奏に合わせて気持ちよく、彼女たちの末永い幸せを祈りながら歌わせてもらった。
大半はお世辞だと思うが、評判は上々。
自分の娘の結婚式を想像して涙を流しながら歌ったお父さんもいたとか。
もうひとつ意外な展開が。
9月末に、有楽町の国際フォーラムでのミュージカルの舞台に立つことになったのだ。