こどもの日に「ミュージック・フォーエヴァー」と銘打ったゴールデントリオ WE3(ピアノ前田憲男、ドラム猪俣猛、ベース荒川康男)のジャズコンサートを国分寺市立いずみホールで聴いた。
そのコンサートで友人の娘の土肥絵里香さんがゲストとしてピアノ演奏をしたのだ。15歳からイギリスに音楽留学して、現在はニューヨークのマンハッタン音楽院で勉強中。まだ20歳なのだが、一時帰国してコンサートに出たのだ。普段はクラシックを中心に演奏しているが、最近はジャズにも挑戦しているとのこと。クラシックを基礎とした品のあるジャズ演奏だった。
こどもの日の企画ということで、小学生のビッグバンド「ブルー・ウインド」と中高生のバンド「サザンリトルバンド」もゲスト出演した。途中、国分寺市立いずみホールの音楽監督でもあるドラマー猪俣猛氏が飛び入り出演して、子供たちとセッションをするという心温まる場面もあった。
後半は、ゴールデントリオ WE3の極上のジャスを堪能した。熟練の妙味ともいうべき絶妙のコンビネーションで瞬く間に演奏に引き込まれてしまった。ユーモアに溢れたトークもあり聴衆のリクエストにも余裕綽々と数曲応えてくれて至福の時間であった。